私と共依存

毒母との対決(2)家族の全てを支配したい共依存の毒親

毒親体験記

私の母が「毒親」だったということが分かったころのお話を綴っています。
それまでに絶対的神のような存在。自分の人生において絶対賢者であったはずの母親への疑念・疑問。
そして、娘(私)の心情の変化に気づいた「母のゆさぶり行動」が始まりました。
最初からお読みになる方は毒母との対決(1)|自分の親が毒親だと気づいた頃」からどうぞ。

1.家族のすべてを支配したい共依存の毒母

「家族のために」「私は良いから」「あなたの為だから」とよく聞かされていた娘(息子)あるある。
共依存あるあるだとおもうのですが、そういった家庭の母親は、家族のことをよく見ています。

私も、私の母は、いつも私たち家族のことを注意深く気にかけてくれている。「お母さんは私たちのことをなんでもわかってくれている」と妄信していました。

もちろん愛情から、家族のことを気にかけて心配し、見守ってくれている「愛情」からの行動もあります。
しかし、共依存の親、毒親は、本人にその自覚がないままに、「愛情と支配」をはき違えていることが多くあります

 

私の母もそうでした。

私も私の母もよく本を読みます。そして、先にも書いた通り、私は「毒親」という言葉を書物で知りました。
そのころよく読んでいた本は、「愛着生涯」「アダルトチルドレン」「解離性愛着鍾愛」「パーソナリティ生涯」「境界性パーソナリティ生涯」「発達障害」などでした。

もうすぐ40歳になろうという大人になった娘が、自室で何を読んでいようが普通は関係ないと思うのですが、私の母は違いました。

 

彼女は、何から何まで、私のすべてを管理したかったのです。

2.世間の常識と自分の良識が正義の毒母

ある日、仕事から帰ると家の中の空気が不穏です。
とりあえず玄関から自分の部屋へ荷物を置き、夕飯の支度をするために着替えていると、ものすごい足音をさせながら母が私の部屋に向かってきました。
これも、共依存・毒親系独裁系毒母の家庭あるあるだと思うのですが、いきなり部屋のドアが勢いよく開きます。

 

一体何なの?!と開口一番気に入らない事柄をわめきながら、「だいたい、あたしのことなんだと思ってるのよ!」と言い放つ

 

こういう時は黙って申し訳ない、私が悪かったです。という空気が母に伝わるようにとにかく耐えるしかありません。

そうしているうちに、たいてい、彼女の本当に言いたいことや不満が出てきますので、まずはそれをじっと待つ。

そのうちにでました。母から。何がお気に召さないのかが。

だいたいあなた、何を読んでるの?!。「私が障碍者だって言いたいの?」。「人格障害だって私のこと思うなら、そう言ったらいいじゃない」

要は、私のいない間に、私の部屋にあった本を物色していたんですね。

そして、何を読んでいるのかを確認し、なぜその本を手に取ったのか。自分の中で勝手に妄想して、言いがかりをつけた。

おそらく、私が「毒親」という言葉にピンときているのを察知して、先手を打って先に切れておく。けん制することで私をまた押さえつけようとしていたのですね。

精神的な障害についての本を娘が読むことには、おそらくさほどの抵抗は本来はなかったはずです。

 

しかし、「毒親」という言葉にピンときた私。そして、母への対応にほとほと疲れていた私の心のうちを察して…。
いいけ、そんな甘いものではないですね。母の思い通りの思考である「べき」娘。の私が、どうやらその道から外れそうである。
そう感じ取った母は、行動に出ました。

 

毒親は、支配したい娘(息子)をコントロールするときには「怒り」「泣き落とし」「無視」を仕掛けてきます。

 

自分の思い通りにいかない娘を許さない。「私(毒親)は常識的である。人の意見も聞ける。なのに子供が変なことを考えている。ゆるさない」。

そして、スイッチが入ると心理的に子供を追い詰め、支配下に置き、安心します。

私の母も、そうでした。

3.支配したい毒親への対処法

支配したい、毒親たち。
管理したい毒親たちの元で暮らしている、暮らさざるを得ない方への対処法をご紹介します。
毒親との対決・彼らへの対処については、一朝一夕にはいくものではありません。ですので、ここでは簡単に方向性をご紹介するにとどめます。
それでも、ただ、毒親との関係をじっと続けるのではなく、これからの未来、どちらを向いて生きていけばよいかの参考にはなるかと思います。

3-1..独身で未成年の場合

未成年でも大学生などでアルバイトができる場合は、頑張ってお金をためて、家をでましょう。

大学や専門学校などに寮がある場合など、その利用相談を学校の窓口などに問い合わせてみるとよいと思います

 

このブログにたどり着く方で、中学生や高校生がいるのかどうか。想定していませんが、もしいた場合。

母親、父親、両方とも毒親出会った場合は、学校の先生に相談できればしてみてください。

学校の先生も、担任だけでなく、学年主任や生活指導、保健室の先生、教頭先生、部活の先生、好きな教科の先生など。誰でもいいです。自分の話を聞いてくれる大人が、学校にいれば、その先生に相談してみてください。

学校の先生が宛てにならない場合は、「虐待相談窓口」への相談が良いと思います。

市区町村でも窓口を設けています。電話してみてください。

共依存は恐ろしい関係です。ただ、まだまだ一般的には浸透していません。

親と暮らすのが難しい子供を預かる施設のスタッフでさえ、どれだけ共依存や毒親が危険で恐ろしいかを理解しているか、というと、全員が全員危機感があるわけではありません。

精神科や心療内科でさえ。です。

私も様々な環境下で、助けを求め続けてきました(してきたつもりです)が、そのたびに、私よりも知識や経験の少ないスタッフがぽかんと聞いている。何の役にも立たない。ということばかりでした。

どこに相談してもダメです、ということではなくて、それでも、いろんな人に相談することで、どこかに必ず話を聞いてくれる人は見つかります

また、人に話をすることで、自分の思考が整理できたり、置かれている状況への理解が整理できたりしますので、それだけでも少し、救われます。

 

そして、できれば、家を出る。その毒親環境下からできるだけ早く家を出られるように、これからの道筋を考えてゆくのが良いと思います。

3-2.社会人の場合

家を、出てください。

今は、敷金礼金がなくとも家を借りることができます。保証人がいなくとも、保証協会というものがあり、その協会をりようしたら保証人がなくとも家を借りることもできます。

 

家を出るのに、親の許可は要らないと思います。ただ、揺さぶりをかけられたり、執拗に観照されても元も子もありませんので、できるならば穏便に家をでましょう。

ただ、親との関係が既に悪化している状態ならば、特に取り繕うこともなく、家を出てよいと思います。

3-3結婚していて、自分に子供がいる場合


子供への支配と虐待も追加されます。急いで家を出てください。

sそんな簡単に家を出られるわけない。
わかります。私もそうでした。

出ないでもすむような毒レベルであれば、強い心をもって、お子さんとご自身、そしてご家族をお守りください。
ただし、もしかすると、あなたが強くなることで、毒親は、毒の矛先をお子さんたちに向けることもあります。
注意深く、観察してください。

私は、母親に立てるくだなんて(家を出る=たてつくという思考でした)、とんでもないことだ。
たとえ、私がどんなに虐げられても、母親のいう事は絶対に守らなくてはいけない。そう信じて疑わずに何十年の生きていました。
そして、子供を巻き込んだ共依存生活が再び始まり、そのうちに、私がいない時に子供を母が虐待するようになりましtた

どうか、ご自身とご家族が守られる、最善の策を考えて頂きたい。最善策は、毒親と距離をとること。です。

 

4.まとめ

毒親とは距離をとる。共依存関係を断つには、距離をとる。関係を断つ。
一時的なのか、永遠なのか。それは、関係を断った時にはわかりません。
しかし、しっかりと関係を一度リセットして、どちらかがしっかりと相手との距離感を図れるようになれば、絶縁状態を継続することはないでしょう。

ただ、あまりにも深い共依存関係の場合は、「いつかはまた」などと甘いことを考えずに「もう二度と、共に暮らすことはない」という覚悟で。もっと言うならば人によっては「もう二度と会うことはない」という覚悟で挑まなければ。毒の関係からの解放はありません。

 

私は、諸事情により引っ越しをすることになり、その時に色々と起こったトラブルをきっかけに母との決別(別居)がかないましたが、子供が虐待されているのにも関わらず、母と暮らしていた頃は、「これは虐待ではなくて、躾だ。私もされたから、躾だ」そう狂った頭で考えていました。

私の母は共依存の毒親としても、少しハードな部類ですので、これを読んでいる方の親御さんの毒度合いが必ずしもそこまでではないかもしれません。

ただ、毒親である以上は、早かれ遅かれ、もしくはその度合いとして、いずれは。毒自体は関わる家族の心に影をおとします。

そのことを覚えておいて頂きたい。

 

毒親とは、体罰ばかりではありません。過干渉の毒親も本当に多い
過干渉の親は、いつも子供のそばにいて、見守っている。というスタンス。本人は。
そして、子供の方も、「いつもお母さんが見守ってくれている」「いつだって助けてくれる」と思って暮らしてきている。
お互いに愛情関係のみであればよいですが、依存関係が強固に結ばれていることもある
そんな「過干渉共依存関係」の毒親子関係を断つ、それに気づく、認めるのは至難の業です
でももし、その関係に気づけたのなら、どうか立ち上がってほしい。そう思います。。

 

私の経験をもとに記載しています。
全てのケースがこの限りではないことを、改めてお伝えします。
ただ、似たような環境の方がいらしたら、参考にしてみてください。

ABOUT ME
usui
毒親・機能不全の家庭で育ちました。 母との関係を清算しようと対峙した結果、母は自死しました。 何年もかかりましたが、毒家族との関係を断ち、今では幸せに暮らしています。 鬱やAC、共依存、毒親、精神疾患に苦しむ方やそのご家族のお役に立てることがあれば。思ったことや経験談をシェアしていきます。